呪いの言葉
自分の言うことに従わない人間は許さない、という態度だった毒母。
特に私に対してその思いが格別強かったようで、彼女から離れようと努力していた時にこんなことをよく言われました。
「お前は孤立する」
「誰からも相手にされない」
今となって考えると、それは彼女の願望だったのだと思います。
自分に刃向かうなんて許さない、
自分から離れて幸せになろうだなんて許さない、
という私を呪う気持ちが込められた言葉。
そして、人から相手にされない自分の寂しさを裏返した言葉。
娘の私にはどんなことをしても許されると思っていたのでしょうし、どんなことをしても離れないと思っていたのでしょう。
結果からいうと、毒母との関わりを絶って、人に恵まれとても幸せに暮らしています。
友だちと思える関係を築けるようになったし、生まれて来てよかったとさえ少しずつ思えるようになってきました。
呪いの言葉を吐くような人と関わり続けること自体が良くない影響となるし、一刻も早くやめるべき。
そういう自分から決別したら、彼女も幸せになれるかもしれないのになぁ、と今は思っています。